アイデアマラソンのすすめ

樋口健夫氏が考案したアイデアマラソンは、頭を使った思考・発想を助けるための仕組みです。樋口さんはこのアイデアマラソン1984年1月に開始して、自身が実践、継続してきており、20年間以上自己完結型の発想を連続番号とともにノートに書き記してきたとのことです。その数は2003年11月末までに17万6000個以上の発想となり276冊のノートに及んでいます。

アイデアマラソンへようこそ」としてホームページが立ち上がっています。

書籍『企画がスラスラ湧いてくる アイデアマラソン発想法』も出版されており、誰にでも実践できるようにその実践方法が紹介されています。

アイデアマラソンの基本ルールは次の3つです。

  1. ノートを常に所持すること
  2. 毎日発想し、記帳すること
  3. ノートに決まった形式で記入すること

「脳が考えつく発想、思いつき、着想、空想、なんでも構わないので、すべてをまずノートに手短に記入することが肝要である」と説明しています。そのためには、A5サイズのノートを用いていつも身近に携帯している必要があるとのことです。「ノートは1冊にするべきである」とも説明しています。

奥野宣之氏の著書『情報は1冊のノートにまとめなさい』でも、同じようにいろんな情報を1冊のノートにまとめて残しなさいと勧めています。情報を一元的にまとめることにより「どこにメモしたかな?」と探し回る必要がなくなります。

私はこのシンプルなノート活用法をきっかけにA4サイズのノートを購入して、頭に思い付いたことを何でもノートに書き留めようと心掛けるようになりました。でも実際のところ私の発想力はまだ貧弱なためノートのページはなかなか埋まっていきません。発想力を高めるようにいろいろと努力して頑張っていきたいですね。

情報は1冊のノートにまとめなさい
奥野 宣之 / ナナ・コーポレート・コミュニケーション ( 2008-03-12 ) /アマゾンおすすめ度