どんな本を読むか
人によってまた時期によってどんな本を読んだらよいかというのは異なってくる。本を読むのに慣れている人、本をまったく読まない人では、どんな本を読んだらよいのかは全然違ったものとなる。本を読む人の目的の持ち方によってもどんな本を読んだらよいかは変わってくる。
私は本を読みたいとか読まないといけないという意識はいつも思うことなのだが、実際のところなかなか本を読めていない。本を読み始めても長い時間読み続けることがなかなかできない。本を読むことに対して先に疲れを感じてしまう。本を読むことに慣れていないからだと思っている。
でも本を読むことは必要と感じているので、つらくても少しは我慢をして本を読むことを続ける努力を行わないといけない。その努力を重ねていけば、少しづつでも本を読むことに慣れてくるのではないかと思っている。
本をまったく読まない人にとって、本を読む行為を受け入れることはとても難しい。その人が本を読もうという意識を持たないと始まらない。でも何かのきっかけで本を読んでみようかなという気持ちになったときに、さてどんな本を読んだらよいのかと誰でも考えるのではないだろうか。
そのようなときにはブックガイドのような本をまず手に取ってみるのがいいだろう。
佐藤 優 / 講談社 ( 2011-11-30 )